2012年5月30日 星期三

空の境界 忘却録音 OP

fairytale
作詞:梶浦由記、奈須きのこ/作曲:梶浦由記/編曲:梶浦由記/歌:Kalafina

子供の頃に置いてきた
夢を思い出した
若草色の哀しみを
細く甘く歌う
my fairy tale

何も終わることのない
永遠を知っていた
もう誰も語らない
二人の物語

キスを一つ残して
君は何処へ行く
灯火一つ抱いて
森に消えて行く
in the dark

ずっと遠くへ歩いてく
懐かしい面影
ずっと遠くが君の家
辿り着けはしない
your fairy tale

夢に見た永遠は閉ざされたままで
過ちは深く隠されたままで
消えていく帰り道
君がもう見えない
……さよなら

霧の森を抜けて
君は何処へ行く
一つだけ手を振って
明日へ去って行く

君を好きになって
永遠は終わる
生きて行く喜びと
痛みが始まる
in the light

空の境界 矛盾螺旋 OP

sprinter
作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/編曲:梶浦由記/歌:Kalafina

君と出会い
叶わぬ夢を見た
それはたった一秒で越える永遠

I'm calling 君を
守ってあげたくて
伸ばした指も震えてるそのまま 抱きしめた

僕等に出来る事はただ、生きているんだと
力尽きるまで 成す術無く叫び続ける、それだけなんだ
君に届く? 僕が届く?
絶望の甘さ打ち砕いて走り出すんだ 今すぐ
螺旋(せかい)の果てまで

I'm calling 遠く足掻(あが)く僕の唄が
君の頬を空に向けられたら
独りじゃない……

剥き出しの真実(ほんとう)が こんなカラクリの心にも
溢れ出すほど詰まっていたんだ

光の早さで消えて行く昨日へ手を振って
何処までも明るい砂漠を
今、僕等は時を蹴り走る

風に向かい破れた旗を振り
君のいない道を 僕は僕の為
行くんだ……
螺旋(せかい)の果てまで……

君に会いたい
君が恋しい
君に会いたい
君が愛しい

I'm calling 僕がここに居た証は
今もきっと君の瞳の中

I'm calling 閉じる螺旋に逆らって
哭いて叫んで消えて行く僕等は

生きて、いるんだ
此所に、いるんだ……

空の境界 伽藍の洞 OP

ARIA
作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/編曲:梶浦由記/歌:Kalafina

ユメのカケラ
君がくれた
明けない夜に潜む

寄り添う星
一つ消えて
夜明けのARIAが響いた

もう この止まない雨の中で
昨日に怯えることもない
今 君を失くした未来は
始まったばかり

果てない闇の中
君がくれた篝火(かがりび)が
伽藍のこの胸に
生まれたいのちを
照らしている

消えたものと
変わらぬもの
無惨な空が光る

別れを告げ
微笑み合い
寂しいARIAを重ねて

ねえ、人は何時まで独りで
二人に焦がれて行くのだろう
まだ 君の綺麗な未来は
始まったばかり………

優しさを知らない
君がくれた優しさが
伽藍のこの胸に
名も無き光を
灯している

孤独の船を漕ぎ
篝火(かがりび)は嘆き集う
伽藍の世界には
数多(あまた)のARIAが響いている

空の境界 痛覚残留 OP

傷跡
作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/編曲:梶浦由記/歌:Kalafina

静けさから歩き出す
まだ見ぬ愛の景色へ
この痛みを信じたいの
夜を越えて

貴方が触れた胸に優しい傷が一つ
隠していた涙が紅に零れ落ちて

冷たい肌の上にやっと灯した花びら
私がここにいる さいわいを歌うよ

もう夢も終わる
星くずが消える頃
ねえ、生きていると分かるほど抱きしめて

静けさから生まれて
まだぬくもりも知らず
ただいのちに届きたいの
夜を越えて

なつかしいなつのあめ
私を見送ってね
信じ合う始まりへ
泣きながら行けるように

よろこびもかなしみも
刻みつけたい深く
貴方とここにいる
さいわいの名残に

星くずが消える頃
初めて見る光の中で

その瞳で くちづけで
恋した跡を下さい
生きることに貫かれて泣いてみたい

静けさから歩き出す
まだ見ぬ遠い夜明けへ
ただ願いを叶えたいの
夜を越えて

空の境界 殺人考察(前)OP

君が光に変えて行く
作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/編曲:梶浦由記/歌:Kalafina

あたたかな風の中で
誰かが呼んでる
暗闇を惜しむように
夜明けが始まる

明日はきっと
綺麗な空に
銀色の虹がかかるでしょう

こんなに哀しい景色を
君が光に変えて行く
小さな涙の粒さえ
宝石のように落ちてく
未来の中へ

心には秘密がある
それでも触れたくて
触れ合えば壊れて行く
躊躇いは螺旋の中へ

橋を渡った河の向こうまで
明日はきっと……
真昼の中で
春は甘く深く香るのでしょう
夢から醒めて
人は何を探すの

こんなに明るい世界へ
君が私を連れて行く
眩しさにまだ立ち竦む
背中をそっと抱きしめる

信じることの儚さを
君が光に変えて行く
目覚めた朝には涙が
宝石のように落ちてく
未来の中へ